「無垢な窓を/内へ/内へと/開け放って/悲鳴ははれやかに疾走しなければならない」(空の時間・3)「空の時間」でもとりわけ好きな詩のひとつで、川田絢音の詩人としての本領がいかんなく発揮されている一篇だと思う。ちなみに「悲鳴」は、第3詩集のタ…
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