2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

枡野浩一に――

嫌いだ嫌いだと喚いていても自分が狭くなっていく一方なので、ちょっと好きになってみる。 考えてみれば、僕の目標は全人類を全肯定できる言葉を身につけた究極のヒューマニストになることだった。 あまり好き嫌いせずに、一人一人丁寧に好きになる努力をし…

影山由美に――

僕の嫌いな枡野浩一が、自分で暗唱できないような短歌を作るな、というようなことを言っている。 とてもいいことを言っていると思う。 僕が目指しているのは、全文暗唱したくなるような、そういう完璧な小説なので、毎日自分の進行中の小説を読み返しては、…

セブンの店員に――

統合失調症的な世界との過剰な一体感で泣きじゃくりながら外を歩き回った後には、 指先1本動かしたくない鬱状態に襲われて一日布団の中。 そして、生き別れた正気さんとの再会。おお、正気さん!一日ぶりですね。元気でしたか。 コンビニで、「こちらこのま…

正気に――

統合失調症があげる特徴のほとんどがあてはまる状態で、 正気との生き別れはそろそろかもしれない。 僕は口にする言葉に絶対性しか感じることができない。 早く小説を書き終えてしまいたい。一語一語が怖い。

投げキッスに――

今日は企画を変更して、投げキッスについて考えてみたいと思います。 キッス関連のヒエラルキーを考えると、「投げキッス<間接キス<窓越しのキス<普通のキス<ディープキス」という位置付けが一般的でしょうか。 キッスヒエラルキー最下層であるにもかか…

虫に――

更新頻度少なめにするといった途端に更新するのはよく見られる現象なので少なめに見てください。 あるいは、多めに見てください。多めに?いや、中程度に見てください。 一文につき一文だけを読んでください。 コーラ一杯で、部屋の壁の模様を3時間眺めてい…

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近頃では、以後の事と以前の事を極力考えない精神修行の成果のためか、 長期的な展望や、物語の全体的な意味などを理解する能力が著しく減退し、 長文も一文一文単位で、俳句の連なりのようにしか読めないため、 小説や哲学はもちろんのこと、詩も読めなくな…