「ぼくの性的経験」田村隆一を読む。
2次元ではなく、生身の人間に対しての初恋のことを思い出した。
幼稚園時代のことだ。走るのが速く、活発な子だった。
僕は、ジャングルジムの下で、てっぺんにいる彼女を眺めていた。
好きな異性のタイプは「ジャングルジムを登りきるのが早い子」だったんだ。