まだ土踏まぬ土踏まず

今日は普通に書こうかな。やっぱり四年もブログを離れてたせいか、言葉が息苦しくなるかんじがある。詰め込もうとする感じで、言葉のひとつひとつを置くのに、いちいち深呼吸するみたいなかんじになる。切迫感と焦燥感とできりきりしてしまう。
この前、高野夫妻の家に招かれたので、お邪魔した。こんなロリコンの人格破綻者を呼ぶとは、勇気あるなあ、と思いつつ、はらぺこあおむしの絵本を買って、ほくほく顔で行った。生後四ヶ月ほどの娘さんを見せていただいた。抱かせてもらったけど、抱くのむずかしい。で、夫婦それぞれの赤ちゃんのおすすめ部位を教えてもらう。高野さんがほっぺ、奥さんが足の裏がお気に入りらしい。足の裏を触ってみると、すげえやわらかい。「天瓜粉まだ土知らぬ土踏まず」って古賀まり子さんの好きな句があるんだけど、実感が増した。天瓜粉は、昔のシッカロール。土踏まずの持ち主が、赤ちゃんであることを示している。